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​「着信」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も、堂本兄弟収録を3本予定通りに撮り終え、
いつものようにそのまま、メンバー&ゲスト&スタッフは打ち上げへと雪崩込んだ。

盛り上がるメンバーはいつもの如く、
今回の収録に参加したゲスト達を交えて、楽しく飲み語っている。
はじめは毎度の如く同じテーブルについていた二人も、
やがて剛が席を立って、呼ばれたテーブルへと移動すると、
ほどなくして光一の隣にトムがきて、何かを耳打ちした。

すると・・・
「うひゃひゃひゃっ!えぇ~~!?(笑)」
「今日の収録で、ちょっとコツはつかめただろ!?」
「でも~…」
「勉強になってたっていってたじゃん。いいからやってみろよ!
 ほら、すぐそこにゲストの○○ちゃんもいるんだからさっ!」
光一の隣で、小さく耳打ちするトムの熱心さに絆され、
ちょっぴりほろ酔い気分もあいまって、

「よっしゃっ!」と、なんだかおっさんくさいセリフを吐きながら立ち上がると
突然・・・

「あ、あれ!? あれれ!?俺の携帯どっかいっちゃったなぁ!?」

と、大ぶりで探してみせるアクションをとる光一を、
トムや周りにいた仲間たちが、手を叩いて爆笑しつつもしっかりと光一の補佐に入る。

「なになに?携帯なくしたの?」
「そうなんだよ~どこいったかなぁ~?」

そういいながら、自分の体を弄って携帯を持っていないとアピールする光一。

「誰かに鳴らしてもらったら、わかんじゃないの?」
「あ~そうだよな、あ、あ~ちょっと○○さん!!」

まるっきり本日の収録と同じテンションで少し先に座っていたゲストの女の子に
そのまんまのノリで声をかけた光一だったが・・・


FUooooooon… FUooooooon…


と、どこからかF1のエンジン音めいた音が聞こえてきて、

「あ、携帯なっちゃったよっ!!」と、
慌ててテーブル下に隠してあった携帯を拾った光一は・・・

「って、剛やんっ!!おまえなぁ~!!!」

そこに相方の名前を見つけて、ドカドカと少し離れた剛の元へと直行してやはりペシリ(笑)

「なんやねん~!!(笑)」
「んふふふふふ(笑) いや、携帯探してるみたいやったから」
「あほかぁ~!収録ちゃうねんから空気よめやぁ~」
「いや、空気読まんとかけてまうっていったでしょ?」
「お前なぁ~(笑) でもこれ、あかんな?俺には無理やな?(笑)」
「うん、お前には似合わん」
「うひゃひゃ(笑)」

と、なんだか違った展開で盛り上がってしまった二人であった。

そのまま剛の隣にい座って帰ってこない光一を、
眺めてみてたトムたち何人かは、二人をネタに話こむ。

「ほんと、あれだね、あの二人は想像した通りの展開になるよね?」
「剛君がいる限り、光一さんはハメはずせそうにないですね(笑)」
「そういえば、携帯番号お互いしらないって、あれ冗談だったんですね。」
「そんなの信じてたの?嘘にきまってんじゃん!」
「あ、そうなんですね~」
「あの収録の時の、剛の芝居が妙にかけなれた素振りみてたら一目瞭然でしょ!」
「確かに、あの芝居とまったく同じ展開にびっくりしたくらいです(笑)
「剛、離れたからさ、どうなるかな?って思って、
 そこは触れずに光一を今だって煽ったんだけどさ、しっかりチェック入れてるねぇ~(笑)」
「あれでいて、離れていても互いをしっかりチェックしてる二人だから(笑)」
「ほんとに見てて飽きないですよねぇ~あの二人は」
「ついつい弄りがいがある二人だよ(笑)」

そうやって別のところで自分たちのことを話しのネタのされているのも知らず、
二人は二人で、すっかりその携帯ネタは忘れ去って、うひゃうひゃと笑いあっている。
キッカケがあればすぐに引き合う二人、
だったら離れなきゃいいのに…と思う周りの声は、小さく消えた(笑)

 

 

 

 

 

早速、堂本兄弟ネタを話にしてみました♪
もしかしたら、さっそく打ち上げでやってたりして?なんて(笑)
でも、やっぱり剛君に阻まれるんだろうなぁ~と思うと楽しくて♪
それでも、光ちゃんはあっけらかんとしてるんだろうなぁ(笑)
ってか、それが嬉しかったりしてなんて思うのは、私だけではないでしょ?(笑)

 

 

 

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