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missing  you

 

ー序章ー

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ きみならどうする?

 

 

 

当たり前のように そばにいて

当たり前のように わかちあい

当たり前のように 励ましあう

 

 

そんな きみにとっての当たり前の存在が

 

 

もしも

 

ある日突然、目の前から消え失せてしまったら?

 

 

 

涙してひたすら悲しみの日々を送るのか

全て過去として想いでにしてしまうのか

 

 

それとも

 

 

現実を受け止められずに

ただ幻を追いかけて 

夢の世界を彷徨い続けるのだろうか

 

 

 

 

きみならどうするのだろう

 

 

 

 

 

 

 

それはあまりに当たり前すぎたから

 

 

気づかなかったその優しさも

触れずにいたそのぬくもりも

疑うこともなかったその愛も

 

 

いつだってそばにあるものと信じてた

 

 

だからー

 

 

 

ずっとずっと どんな時も

共にしてきたからこそ

 

 

ぼくは

 

 

失って初めて

 

 

その「存在」の大きさを

 

 

・・・知ることになるんだ

 

 

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